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ハワイ解脱教会・違いを乗り越え「平和の祈り」式典

 ハワイ宗教平和会議主催の「平和の祈り」式典が、10 月 22日(日)午後 4 時からハワイ解脱教会で行われ、ハワイにある様々な宗教教団の聖職者や信者が一堂に会しました。この式典は、宗教、教義、文化の違いを超えて共に手を取り平和を祈る集会で、本年は約70人の参加がありました。
 式典では、教団の代表者が順番に祭壇前に進んで、各自の宗教伝統に基づいて「平和への祈り」を捧げました。
 この祈りに参加した教団やグループは、次の通りです。祈りを捧げた順に、オール・ビリーバーズ・ネットワーク(All Believers Network)、アロハ・ピースプロジェクト(Aloha Peace Project)、バハイ、仏教、カトリックキリスト教、プロテスタントキリスト教、ハワイ解脱教会、ハワイアン・スピリチュアリティ、フォーギブネス・プロジェクト、ヒンズー教、イスラム教、ユダヤ教、金光教、ニューソート 、ハワイ立正佼成会。
 ハワイ解脱教会の山田一雄開教師からは、次のような感想がありました。
「今回の式典は、ウクライナ・ロシア間での戦争のさ中、10月7日にはイスラム組織ハマスとイスラエルの間で新たな戦争が始まった中に行われました。各教団の祈りの場では、ユダヤ教とイスラム教の聖職者が仲良く一緒に前に出て、平和の祈りを捧げました(=写真)。その姿に感銘を受けました。現在の緊張化する世界において、違いを乗り越え共に手を取る大切さを、参加者一同、改めて深く認識させられた式典だったと思います」
 式典後は、海辺の部屋とテラスで夕食会となり、参加者は和やかに食事と懇親を楽しみ、和気あいあいとしたその姿は、まるで違いを越えた平和な社会が実現したかのようでした。
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